Topics

Topics

祝!Gコース生卒業

2020年3月,46名のグローバル人材育成特別コース生が所定の課程を修了しました。

 

        ~修了生からのメッセージ~

工学部機械システム系学科 今本 琢さん(2020年3月卒業)

(大学での歩み)
AICJ高等学校 国際バカロレア(IB)ディプロマコース出身
2016年4月 岡山大学工学部入学
1年生 グアム大学語学研修に参加
3年生 工学部HUGプログラムでロードアイランド大学(アメリカ)に約3か月間留学
4年生 国際バカロレア(IB)校出身学生と佐野理事との懇談会に参加
その他 グローバル人材育成特別コースの学生代表メンバーの一人として活動
2020年4月 岡山大学大学院自然科学研究科博士前期課程機械システム工学専攻進学予定

(メッセージ)
僕が岡山大学に入学する一つの理由がこのGコースの存在でした。
高校ではほとんどの授業を英語で受ける環境だったので,大学進学後に英語力が低下してしまうことが自分の中で最も怖く,そしてもったいないと感じる部分でした。語学力を維持しながらさらにアカデミックレベルに高める手段や環境として,Gコースの存在は大きかったと感じています。
僕は大学卒業後の進路として海外の大学院への進学も視野に入れていたので,3年生の時に工学部のプログラムを利用してアメリカの大学院に研究室留学をしました。この経験は僕の進路を決めるきっかけにもなりました。実際に『海外の大学の研究室』という環境で約3か月活動した結果,研究をする上での専門知識の不足,研究に対する姿勢など,自分の力不足な点を見つけることができました。そこでまずは岡山大学の大学院に進学して,研究に対する姿勢,研究方法や技術,専門知識を深堀りして学び,本格的な研究活動を実際に経験した後で,自分が海外の研究室へ挑戦するかどうかを判断しようと考えるようになり,岡山大学の大学院への進学を決めました。海外留学経験から日本で進学後に海外に挑戦といった『進路』を選択したことは,もしかしたら一般的でないかもしれませんが,留学を経験したことによって『日本に残るという選択』ができたことは自分にとってよかったと今では考えています。
僕たち4期生までは入学した頃,授業や研究で多忙な理系学部生が海外留学が必要なGコースのカリキュラムを修了するのは比較的難しいと言われていたのですが,ちゃんと修了できるよう学部の授業もGコースの授業も計画的に取り組んできた学習経験は,無事にコースを修了できただけではなく,自分のスケジュール管理やタイムマネージメント能力の向上にもつながったと考えています。
Gコースにはたくさんお世話になりました。ありがとうございました。