1.留学したきっかけ

 イギリスのEU離脱問題に関心があった。また、国際政治分野を高いレベルで学びたかったため。

2．滞在先について

 イギリス南東部に位置するため、冬は比較的温暖。日本より夏は涼しく、冬は瀬戸内と同じくらいの気温。冬によく雨が降るものの、傘をさす必要がないくらい弱い。イギリスは地震が少なく、石や煉瓦造りの建物がそのまま残っているので、どの街も綺麗な街並みを楽しむことが出来る。大学のあるカンタベリーには世界遺産のカンタベリー大聖堂もあり、異国情緒豊かな街並みと併せ、異世界転生した気分にもなれる。特にケント大学のある南東部には観光地も多いため、週末に気軽に日帰り旅行に出かけやすい。治安の面では、普通に行動していれば特に危険はない。日本以外のどこの国にでも当てはまることだが、スリには常に警戒が必要である。WiFi環境は日本より充実していて、一度設定しておけばキャンパス内で常にWiFiが繋がった状態を維持出来る。街の中心部に行けば、無料WiFiスポットも多くあるため、たとえ海外SIMを使っていなくてもスマホは使える。ホームステイではなく、寮に滞在する。

3．滞在中にあったできごと

 滞在中は国際政治学をはじめとした、政治学の基礎講座を受講している。同じ1年生向けの授業でも岡大より専門的なテーマを扱うため、予備知識がないとかなり困る。ディスカッション形式で行う少人数のセミナーはアジア人は自分1人しかいないことの方が多い。日本からは東京を始めとした私立大学からの留学生もいる。Japan Societyのイベントが週に1度あるので、ネイティブの人や日本人と交流を深められる。