かがやく先輩

Play on a global stage

かがやく先輩

Play on a global stage

かがやく先輩

Play on a global stage

かがやく先輩

Play on a global stage

かがやく先輩

Play on a global stage

かがやく先輩

Play on a global stage

現地レポート

CIEEアメリカ教師アシスタントインターンシップ ユタ州ソルトレイクシティ パークレイン小学校(アメリカ) / 文学部人文学科 中石友華さん 

1.参加したきっかけ

 私がこの「教師アシスタント」というプログラムを選んだのは、将来英語の教員になりたいと思っているからです。英語の教員になる上で英語力はもちろんのこと、異文化理解の視点を持つことや外国においての教育の方法を学ぶことも重要だと感じ、現地の小学校で教師体験ができるこのプログラムに参加しました。

2.現地での思い出

 アメリカの小学校は日本の小学校とは違い、とても自由度が高く、一斉に先生の講義を聞く形よりも少人数学習や個人学習が取り入れられていました。先生が教えているのではなく、子供たちが自ら学んでいて、先生は子供たちの学習の手助けに徹している様子がとても新鮮でした。
教師アシスタントの仕事としては、担当してくださる先生によって任されるものが違いましたが、私はほとんどのことを経験させていただきました。テストの採点やプリントの整理・配布、子どもと二対一の読み書き指導やテスト直しの手助け、さらには、少人数学習のグループ分けや席替えなどの貴重な体験もすることができました。また、子どもたちとの関わり以外にも、放課後に教室の掲示物を作ったり、翌日の授業について担任の先生と話し合ったりもしました。子どもたちに英語で説明することなど難しく感じることもありましたが、担任の先生やそれぞれの子どもたちと密接な関係を築くことができ、とても充実した3週間でした。何よりも子どもたちがかわいくて、最終日は本当にお別れが寂しかったです。

小学校の教室

小学校の食堂

3.滞在先について

 ホームステイ先には、ホストマザー、ファザーの他に三人の子供たちがいました。一人は私と同じ年でアメリカの大学のことや趣味の話、恋愛の話など様々な話をしたり、休日は一緒に買い物に行ったりもしました。また、滞在先のユタ州はモルモン教が盛んな場所だったので毎週末にはホストファミリーと共に教会に行っていました。教会では歌を歌ったり、話を聞いたりするだけでなく、少人数で聖書の意味について話し合う時間もあり、とても考えさせられました。週末の夜はホストファミリーの親戚のお家に行ってホームパーティーに参加させてもらいました。それぞれが夕食のおかずやデザートなどを持ち寄り、近況を報告し合ったり、みんなでボードゲームをしたりとても新鮮な体験でした。
 ホストファミリーには本当に様々ことを経験させてもらいました。パイプオルガンのコンサートやミュージカル、娘さんの習い事のエアリアルダンスを見に行ったり、とても大きなスーパーに連れて行ってもらったり、毎日新しいことばかりでした。
 滞在中、日本料理も振舞いました。過去に、手巻きずしやカレーライスを作ってもらったことがあるとのことだったので、私は、肉じゃがと酢の物を作りました。酢の物の酸っぱさにはとても驚いていましたが、美味しいと喜んで食べてくれたのでとても嬉しかったです。

ミュージカルの会場

パイプオルガンコンサート

街の様子①

街の様子②

4.後輩のみなさんへ

 留学に行った際には、とりあえず何でもやってみる、何にでも参加してみることをお勧めします。そこには自分が思ってもみなかったことがあったり、新しい発見が待っているはずです。私も実際に小学校で担当の先生に「子どもとの一対一指導、やってみる?」と言われたとき、果たして私にできるのだろうか、私がして大丈夫なのかなと考えたりもしました。けれども、やってみることで、様々な新しい学びがありました。うまくいかないこともあるかもしれないけれど、それも後々に繋がるよい経験になります。みなさんにも、迷った際には、やってみるという決断をぜひしてもらいたいです。