かがやく先輩

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現地レポート

岡山大学EPOK グアム大学(アメリカ) / 法学部 井手葵さん

自分はEPOK交換留学生として,グアム大学(UOG)に8月から12月の半年間留学しました。グアム大学では①Applied Music Piano,②Studio For Non-Majors,③Elementary Chinese Ⅰ,④Intro To Sociologyの四つの科目を履修しました。
UOGは落ち着いたのどかな雰囲気で英語を勉強するのによい言語環境の大学だと思います。しかし私の知る限りではUOGはあまり人気がなく,今回も日本人教授を除いて日本人は私一人だけでした。ただ,それが逆に語学学習にはプラスに働いたのだと自負しています。日本という慣れ親しんだ土地を離れ,知る人も支えてくれる人も一切いない異国の地に単身乗り込み長期間そこで生活するというのは想像以上に大変で,慣れるまでは本当に心細いことでした。ストレスもたまり,不安定な心理状態になりやすい状況の中で,もしそばに日本人がいたとしたら自分だったら何かとその人を頼ってしまうと思います。実際,そのように日本人の仲間でかたまってしまって,せっかくの留学の機会を生かしきれなかったという人の声をよく聞きます。そうした残念な事態に陥らないためにも敢えて他に日本人がいない大学を選ぶことは有益だと思います。どんなに追い詰められた状況でも英語を話さければならない環境が自分を成長させてくれるからです。その甲斐もあり,半年という短い時間で効果的に英語を学ぶことができ,生涯の友人とも呼べるようなアメリカの友人に出会うこともできました。
また,UOGは授業や教授のクオリティが高く,英語ということを差し置いても学べることがたくさんあると思います。日本の大学と違って,先生たちは自ら進んで学生たちと積極的にコミュニケーションをとり,生徒を一人の個人として知ろうとしてくれます。英語に自信がなくても,自分なりに努力し前向きに頑張っている姿勢を見せれば周りは手を差し伸べてくれることを,私は身をもって実感しました。英語で大学レベルの勉強をするわけですから決して容易なことではありません。しかしそれを乗り越えれば人生において核となるような,本当に貴重な経験を得られると思います。グアムでの生活は想像以上に大変なことだらけでしたしたが,私自身は今,留学を終えて様々な経験が自身につながっており,留学してよかったと思っています。

2017年12月

井手葵さん
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