松本颯太さん | グローバル人材育成院

現地レポート

岡山大学EPOK　エディンバラ大学（イギリス） / 法学部松本颯太さん

1,留学したきっかけ

僕が留学をしようと思ったのは，自分の環境をガラリと変えて自分自身や日本という国を違う視点から見てみることで視野を広げたいと考えたためです。昔からずっと海外志向だったわけではないのですが，ぼんやりと「大学に入ったら留学したいな」と考えるようになりました。大学に入り色々な方と関係を持つことができて，自分が今まで思いもしなかったようなことをされている方と接するうちに，自分ももっと世界を広げたいと強く感じるようになり留学が具体的なものになっていきました。

2,滞在先について

僕の留学しているエディンバラはイギリスのスコットランドにあるのですが，緯度でいうと北海道よりも高い場所にあり非常に寒いです。また悪天候で悪名高いイギリスだけあって，天気は変わりやすく風も強いのです。雨はよく降りますが風も強くすぐ止むことも多いので誰も傘をさしません。治安に関してですが，スコットランドの首都という割にはそこまで悪いという印象はありません。しかし夜などには酔った人などが多くいて少し危険に感じることもあるので注意が必要です。

3,滞在中の出来事について

秋学期は国際法・法律全体について・開発学などの科目を履修しました。やはり英語を学ぶのではなく「英語で専門を学ぶ」という環境はしんどく，講義に行っても何も理解できなかったり，話に集中するとノートが取れなくなったりなど苦労はありましたがなんとか乗り切ることができました。春学期は国際法・政治学・開発学・日本について多面的に学ぶ科目を取っています。リーディングなどは多くて大変ですが面白い内容も多く楽しく勉強しています。
授業外では，セーブ・ザ・チルドレンのチャリティショップでボランティア活動をさせてもらっています。お客さんと話をしたり，ボランティア仲間と交流したりするのは非常に面白く，息抜きとして楽しくやっています。また，ジャパンソサエティなどのソサエティにもなるべく顔を出すようにしており，いろいろな国に友達ができました。今後も外に出て限られた時間を有効活用しようと思います。

4,後輩のみなさんへ

確かに，大学に入って色々な人に出会うと，インターナショナルスクールに通っていたとか，海外に住んでいたとか，昔からもうすでにグローバルな人も多いと思います。留学先では特にそういう人が多くて，羨ましいなあと思ったり自分を卑下したりしてしまいがちですが，やはり「自分は自分」だと思えることが大切だと思います。僕は恥ずかしながら大学1年生末の3月に授業で中国・韓国に行くまで海外はおろか飛行機にすら乗ったことがありませんでした。その次がもうこの留学です。英語力とか経験とか他の人に比べたら全然ダメな方かもしれませんが，そんな僕でもエディンバラ大学という素晴らしい環境に来る機会を頂けて，そしてなんとか生活できています。皆さんも色々不安なことはあるかもしれませんが，時間やお金などと相談してもしできるならば是非留学にチャレンジしてみてください。間違いなく成長できるチャンスになります。応援しています！一緒に頑張りましょう！

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