かがやく先輩

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現地レポート

岡山大学EPOK カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校(アメリカ) / 経済学部 西本光輝さん

1,留学のきっかけ

シンプルに英語が話せるようになりたいと思ったこと。日本で困っている外国人に尋ねられた時英語が理解できず力になれなかった。 そのふがいない経験が原動力となり自分をもっと磨きたいと思い留学を決意。アメリカに決めた理由はメジャーリーグの仕事に関わりたいと思ったから。ロサンゼルスを選んだのも同じ理由。

2,滞在先について

気候,治安など含めて非常に住みやすい。ロサンゼルス=治安が悪いというイメージがありがちだが大学周辺は治安が良い地域。 また,キャンパス内にはキャンパスポリスもいるので心配無用。夜のダウンタウンなど危険エリアだけ気を付ければ問題ない。物価が少し高め。節約術が必要。

3,滞在中の出来事

授業では選考分野である経済学(marketingや businessなど)の授業やpolitical science の授業を履修。確かに日本に比べ一つ一つの授業の負担は大きい(宿題の量など)が頑張ればなんとかなる。秋学期は無事全ての単位をとれました。
課外活動では,野球部に所属。1週間に4ゲーム行われるリーグ戦と練習で基本的に休みはない。日本の野球部と違うところが多く面白い。

西本光輝さん
西本光輝さん

4,後輩のみなさんへ

ぼくがこのコラムで皆さんに敢えて伝えたいことは信念が無いのに気軽に留学したいとかいうなということです。ここまでこの文章を読んで下さっている皆さんは少なからず留学に興味を持っているはずです。 それはとても良いことだと思います。しかしそれが“留学楽しそう”,“留学で新しい自分を見つけたい”などのような曖昧で甘ったるい考えなら留学しないでください。無駄です。 はっきり言って“留学は楽しくないです”。日本で慣れ親しんだ友達と慣れ親しんだ日本語でのこのこと毎日過ごしている方が絶対に楽しいです。
しかし,留学において楽しいと思える点が一点あります。それは“日々成長している自分を実感できること”です。僕は日本を発つ前に自分の決意を紙に書き記しました。 “なぜ留学するのか”。“英語をマスターするため”,“MLBの仕事にかかわるため”など色々書き記したのちたどり着いたのが“日本帰国後に「あいつカッコエエな」と思われる自分になるため”でした。 留学を終えて自分をもっと磨きこれからの人生をもっと素晴らしいものにしていく。そのために,10か月の留学期間をどんなにしんどくても頑張る“修行”として捉えて日本を発ちました。 実際に最初の1,2か月は友達も少なくとても辛かったです。しかし,そこで挫けず頑張ったからこそ野球部に所属することができ,また沢山の友達を作ることができ今はとても楽しいです。 そこで頑張れたのは“日本帰国後に「あいつカッコエエな」と思われる自分になる”という信念があったからです。
留学はしんどいことの方が多いです。比率でいう楽しい:辛い=1:9くらいかもしれません。実際に僕の友達は途中帰国で留学を中断してしまいました。また,留学には様々な費用がかかります。 お金や何より時間,なにより機会費用(留学をしなかったらできたのに留学をしたために失われた機会に対する費用)は安いといえば嘘になります。だから,信念もないのに“留学したい”と言わないでほしい。
しかし,そこに信念を持てる人ならぜひ挑戦してほしい。楽しい:辛い=1:9だが,その90%の“辛いこと”のなかに“辛いがこれは自分を高めているのだ”と感じられるのであれば, “自分を高められていて楽しい”と思える人であれば留学が素晴らしいことになるのは間違いない。そして,そんな人であれば10%の“楽しいこと”は素晴らしく楽しいものになるだろう。
厳しいことかもしれないがこれが僕の知る限りの留学の現実だ。だがここであきらめてはいけない。人生とはそういうものだ。 筋肉をつけかっこいい男になるためには死に物狂いで筋トレし筋肉をいじめぬく,“辛いこと”をしなければならないように。 “英語を話せるようになりたい”,“将来良い仕事につきたい”,“将来は海外で働きたい”と本気で思っているのであれば留学は避けて通れない道でありこれが最後のチャンスだ。 いつになっても留学ができるわけではない。40代のおっさんになってから考え始めても後の祭りだ。将来もっと輝くためにこの時期にしんどいが自分を磨きぬくのはアリだと思う。
皆さんの学生生活が素晴らしいものになることを願って。

西本光輝さん
西本光輝さん
西本光輝さん
西本光輝さん
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