インタビュー
海外で暮らした経験のあった私は入学当時から国際協力や留学に興味がありました。
国際的理解を目的とした独自の授業,自分の専門と並行して学習可能なプログラムを説明会で知り,グローバル人材育成コースの履修を決めました。
英語で受ける授業が多く苦労した一方で,学部学科の違う学生とのディスカッションからは刺激を受けることが多かったです。
そんなとき2年の夏休み,お世話になっていた先生の勧めでドイツ語の語学研修に行きました。
日常会話すらドイツ語でままならなかった私にとって,
言語が通じなくても人と関わる積極性を持てるか,どのように異文化・他人と関わるのかを考えさせられた貴重な体験でした。
さらに3年の夏休みには北アイルランドにあるQueen’s University Belfast -Pharmacyの薬学研究室でリポソーム関連の研修を受けました。
このときの経験はこちらの体験記をご覧になってみてください。
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IAESTEインターンシップ
開始日・場所・実験内容全般にわたって,自分から質問する必要があり,積極性や専門知識への理解を問われていることを感じました。
理学部卒業後は同じ分野で大学院でも研究を続けます。
グローバル人材育成コースを通して学んだ積極性を生かして,国際学会への参加やジャーナルへの投稿を目指したいです。
♠♣♥♦ プロフィール ♦♥♣♠
間瀬 輝(ませ ひかり)愛知県生まれ
幼少期に南米(コロンビア,パラグアイ)に数年滞在
愛知県立半田高等学校出身
2017年4月 岡山大学理学部生物学科入学
2018年8-9月 ルール大学ボーフム(ドイツ)ドイツ語語学研修
2019年8-9月 IAESTEインターンシップ派遣生に選ばれて
Queens University Belfast-Pharmacy(イギリス)に研究留学
2021年3月 岡山大学理学部生物学科卒業
2021年4月 岡山大学大学院自然科学研究科博士前期課程生物科学専攻進学
植物発生研究室に所属し,
ゼニゴケにおいて細胞伸長方向を制御するMp*NEK1 *遺伝子の研究を行う。
岡山大学大学院自然科学研究科生物科学専攻で研究を続けながら
今後もしばらくはゼニゴケと向き合う日々を過ごす予定。