現地レポート
ドイツ語と、ほんの少し英語のグローバルな授業
平日の朝9:00~12:00の3時間、座学で授業を受けました。授業では先生がゆっくりとドイツ語で話してくださり、
最初は聞き取れなかった単語や表現も、日を重ねるごとに少しずつ理解できるようになっていきました。初日と最終日を比べると、
明らかに聞き取れる言葉が増えており、自分の成長を実感することができました。
授業は現地の先生と、岡山大学から一緒に行った10名、他国からの留学生4名で行われました。
多様な背景を持つ仲間たちと学ぶことは大きな刺激になり、特に他国の学生たちが自分の意見をはっきりと伝える姿からは、
文化の違いを感じるとともに、「学ぶ姿勢はこうでなくちゃ」と思わされました。
プログラムの一環として観劇した「Yesterdate」は、私にとって初めての全編ドイツ語での舞台でした。
セリフの多くを理解することは難しかったものの、俳優の豊かな身振りや表情、舞台の展開、そしてわずかに聞き取れた言葉を手がかりに、
自分なりに物語を想像しながら鑑賞しました。前半と後半に分かれた舞台の途中休憩では、クラスメイトたちとそれぞれの解釈を語り合い、
先生に質問するなど、作品を通して交流を深めることができました。この休憩時間がとても楽しかったです!!
言葉が分からなくても、物語を感じ取ることはできること、芸術ってこんなに楽しいのだということを学ぶことができました。
一緒に過ごした仲間の存在が大きかった!
現地の学生と交流するタンデム学習では、言葉で伝えることの素晴らしさを感じました。
タンデムのバディーが日本語を一生懸命話してくれる姿はとても嬉しく、励みになりました。
私たちがドイツ語で話そうとしたときも、皆が温かく受け入れてくれたのが印象的でした。
タンデム以外の時間も、バディーのみんなとゲームやビリヤードをして遊んだり、一緒に料理をしたり、ピザを頼んでパーティーしたりして、
かけがえのない思い出もできました。言葉が完璧に話せなくても、伝えようとしたり、文化を知ろうとしたりすることは大切なことなのだと分かりました。
日本から共に参加した仲間の存在も、この研修をより豊かなものにしてくれました。興味や関心の異なる仲間がいたからこそ、
自分一人では得られなかったであろう体験がたくさんできました。特にサッカー好きの友人のおかげで、
Borussia Dortmund対Union Berlinの試合を観戦する機会に恵まれたことにとても感謝しています。
私はこの時が初めてのサッカー観戦で、スタジアム全体を包む熱気と観客の一体感に圧倒されました。
さらに、そこで生まれたつながりを通して野外オペラを鑑賞することもできました。
毎日遠足!思う存分楽しんだ3週間!
放課後や週末には、日本人の仲間やタンデムバディーとともにボーフムを出て、さまざまな場所を訪れました。
土曜の朝に訪れたミュンスターでは大きな朝市が開かれ、野菜や花、食品、衣類、アクセサリーなどの店が並び、多くの人で賑わっていました。
広場では地元の人々が楽器を演奏しながら歌を歌い、子どもたちが楽しそうに駆け回る姿に心が和みました。
街を歩くと音楽隊にも出会い、ドイツの音楽文化の豊かさを感じました。
朝から出発して訪れたケルンでも印象深い時間を過ごしました。以前から行ってみたかった世界遺産ケルン大聖堂は想像を超える壮大さでありながら、
細部まできれいに作り上げられた姿に感動しました。さらに、オーデコロン発祥の地として知られる「4711」やチョコレート博物館、
そして恋人たちの南京錠で彩られたホーエンツォレルン橋にも立ち寄り、文化と歴史を体感する充実した一日となりました。
他にもここには書ききれないほどたくさんの街に訪れ、毎日が充実していました。
世界が広がった感覚
こうした日々の中で、ドイツと日本の文化の違いも多く感じました。
公共交通機関での過ごし方、街の雰囲気、ファッションの多様さなど、どれも新鮮でした。
自分の好きな服を着こなし、他人と異なることを恐れない文化や、お酒やタバコ、タトゥーは個人の選択として尊重されているところ、
気軽に笑顔で挨拶を交わすところなど、日本にはない自由さがとても好きだなと感じました。
ドイツでの生活は、毎日が新しい発見の連続で、現地にいたときからすでに、自分が貴重な経験をしているという実感がありました。
私は経済的な理由でこの研修への参加をためらっていましたが、「お金がないから」と諦めるにはあまりにももったいないと思えるほどの経験ができました。
現地での生活や出会い、文化体験は、教科書では決して得られない学びでした。もし少しでも興味があるなら、ぜひドイツ語研修に参加してみてほしいです。






