1.参加したきっかけ
私がこの「教師アシスタント」というプログラムを選んだのは、将来英語の教員になりたいと思っているからです。英語の教員になる上で英語力はもちろんのこと、異文化理解の視点を持つことや外国においての教育の方法を学ぶことも重要だと感じ、現地の小学校で教師体験ができるこのプログラムに参加しました。
2.現地での思い出
アメリカの小学校は日本の小学校とは違い、とても自由度が高く、一斉に先生の講義を聞く形よりも少人数学習や個人学習が取り入れられていました。先生が教えているのではなく、子供たちが自ら学んでいて、先生は子供たちの学習の手助けに徹している様子がとても新鮮でした。
教師アシスタントの仕事としては、担当してくださる先生によって任されるものが違いましたが、私はほとんどのことを経験させていただきました。テストの採点やプリントの整理・配布、子どもと二対一の読み書き指導やテスト直しの手助け、さらには、少人数学習のグループ分けや席替えなどの貴重な体験もすることができました。また、子どもたちとの関わり以外にも、放課後に教室の掲示物を作ったり、翌日の授業について担任の先生と話し合ったりもしました。子どもたちに英語で説明することなど難しく感じることもありましたが、担任の先生やそれぞれの子どもたちと密接な関係を築くことができ、とても充実した3週間でした。何よりも子どもたちがかわいくて、最終日は本当にお別れが寂しかったです。