かがやく先輩

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現地レポート

また行きタイ!カセサート大学!!
農学部カセサート大学短期海外研修(タイ) / 農学部総合農業科学科 土屋駿太さん

なぜこのプログラムを選んだのか?
私が本プログラムを選んだ理由は2つあります。

1つ目は海外の大学で勉強してみたいと考えたからです。もともと入学時からその意欲はありましたが、コロナ禍によりオンラインでの研修を余儀なくされました。

 

大学1年時はグアム大学夏季語学研修、大学2年時はヨーク大学夏季語学研修にそれぞれオンラインで参加してみましたが、実際の大学のキャンパスの雰囲気や現地の学生とのコミュニケーションも非常に少なく感じました。このような経験からも「現地の人々と交流を深めつつ勉強してみたい!」という気持ちになり、コロナ禍の制限が明けた夏、ちょうど個人的にもタイミングがよかったため本プログラムを選びました。

 

 

2つ目は熱帯の農業に興味関心があり自分の目で確かめてみたいと思ったからです。私自身農学部に所属しているのですがなかなか熱帯の植物に触れあう機会がありませんでした。熱帯作物でいうと、タイではパラゴムノキやジャックフルーツなど、日本ではあまり栽培されていない作物が盛んに育てられています。このような作物が現地ではどう育てられているのか?を現地で学んでみたいと思ったのが本プログラムを選んだ1番の理由です。

タイ到着!スワンナプーム空港にて

 

 

カセサート大学ではどのような授業を受けたのか?

約2週間のプログラムであり、カセサート大学・カンペンセーンキャンパスにある9つの学部の見学、それぞれの学部での講義(学部でどのようなことをやっているのかなど)が中心で行われました。他にも体育の講義があり、ムエタイを学んだり、タイ語レッスンも行われたりして、基礎的なタイ語も学ぶことができました。ほとんどの講義が実際の施設を見学しながらの講義だったので、その都度疑問に思ったことを質問がしやすく、理解が深まりやすかったと思います。学部は農学以外に工学部、水産学部などがあり、工学部ではバナナの葉を使った皿作りが体験できたり、水産学部ではティラピアの採卵体験もできたりしました。

ムエタイを体験

カセサート大学の学生と一緒にプレゼンにも取り組んだ英語の授業風景

 

現地の学生との交流は?

朝ご飯を食べるときから夜の自由時間まで、ずっと現地の学生がサポートしてくれるので非常に仲良くなりやすかったです。ご飯を食べる時やバスで移動中は、各々の趣味を話したり、日本・タイの文化をそれぞれ話あったりして交流することが多かったです。いきなり話せるか不安…という方もいるかもしれませんが、滞在2日目にウェルカムパーティーがあり、そこで多くの学生と交流できたので仲良くなれるきっかけを作りやすいので問題ありません!プログラム途中で水上マーケットやショッピングモールで自由時間が設けられたのですが、その際は一緒にご飯を食べたり、お土産を買ったりもしました!

ウェルカムパーティーにて。日本の駄菓子をおみやげにプレゼント!

運河・水路で野菜や果物を売り買いする水上マーケットにて

 

農学について学べたことは?

キャンパス内での農場見学、研究所の見学はもちろん、キャンパス外にある農場の見学でも学べることがたくさんありました。トンチャイ農園の見学では、パラゴムノキ(ゴムのもとになる木)で実際のどのように樹液をとっているのか見ることができました。洋ラン公園にも訪れ、アフリカやアジア向けに大量にクローン化されて生産されているコチョウランの見学もしました。特に宙吊りで栽培されているコチョウランは見たことがなく興味深かったです…(土に植えてしまうと病気に感染しやすいため宙吊りで育てているみたいです。)植物以外にも畜産系の勉強もできました。牛を育てている農場がキャンパス内にあり、人工授精の技術を学んだりもできました。他にもスマート農業を扱っている施設もあり、最新のAI技術を用いた装置が多くあり興味深かったです。

洋ラン公園にて

牛の人工授精の講義。牛とのふれあうこともできた。

 

タイでの生活はどうだった?(文化や街並みなど)

とにかく暑かった!!といいたいところですが意外と夜は涼しめです(それでも25℃以上ありますが…)。食事についてはとにかく辛いものが多いので辛い物苦手な人は注意です。現地の人の「少し辛い」は「めっちゃ辛い」なんてこともあります(笑)。人柄面の話をすると、タイの人は時間にルーズ、とよく聞くかもしれませんが、意外と待ち合わせ時間になるとちゃんとその場にいる、みたいなことも多かったです。あとは、とにかく親切。オススメの料理教えてほしいなど聞いても丁寧に答えてくれるのが印象的でした。街並みで言うと、あらゆるところに仏像があるのが印象的で、中には奈良・東大寺の仏像と同じくらいの大きさのものもありました。

 

奈良の大仏と同じくらいの巨大な仏像にて

タイ料理も体験。トムヤムクンは辛いのでスープを飲むときは注意!

 

 

 

これまでの大学生活の経験が活きた場面は?

大学では合唱部に所属していることもあり、「ぜひ歌ってくれ!!」と現地の学生から頼まれることが多かったです(笑)(実際にパーティーのカラオケで歌いました!笑)他にも岡山大学被災地支援団体おかやまバトンという防災ボランティアサークルにも入っていて、そこで学んだ防災紙芝居も披露しました。Gコースのみなさんは特に英語の勉強に力を入れている印象ですが、英語以外にも、私のように課外活動で培った経験も活かせる場面は本研修ではあります。

 

土屋さんの所属する岡山大学グリークラブの歌声はこちらをクリック

 

岡山大学被災地支援団体おかやまバトンとは

 

 

 

まとめ(本研修を振り返ってみて)

本研修は「農学について幅広く知りたい!」「タイの文化を知りたい!」「海外の友達がほしい!」と考えている人には本当にオススメです。本研修の2週間は始まったときは長く感じましたが終わってみるとあっという間でした。本研修で仲良くなった現地の学生とは今でもInstagramなどでやりとりを続けています。ここでは書ききれない程、貴重な経験ができ、将来またタイへ行きタイ!と心から思っています。ぜひこの記事を見た方も未タイ験の経験をしに、本研修にチャレンジしてみることをオススメします!!