かがやく先輩

Play on a global stage

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現地レポート

岡山大学グローバル人材育成院 ヨーク大学語学研修 8~9月(イギリス) / 薬学部薬学科 木村唯乃さん

1.このプログラムを選んだ理由

私がこのプログラムに参加した理由は
「海外に行ってみたい!」「自分の英語力を試したい、伸ばしたい!」でした。
入学してからGコースの授業で楽しく英語を使っていくうちに,
もっと英語を喋れるようになりたいと思うようになりました。
とにかく一日中英語を使える環境で過ごしてみたかったことが一番のきっかけです。
私の好きなハリーポッターやシャーロックホームズの舞台の場所である
イギリスへの強い憧れもあってこの研修への参加を決めました。
 

2.ヨーク大学での授業

今回のプログラムに参加した岡大生は20人です。
授業は10人ずつの2クラスに分かれて、岡大生だけで授業を受けました。

 

(1)授業の内容

授業ではイギリスの文化やプログラムの生活上で必要な知識

校外研修で訪れたヨーク・ミンスター(ヨーク大聖堂)

(バス、電車、タクシーの乗り方など)を勉強しました。
授業では学生同士で話し合う機会もたくさんありました。

最後の週には日本とイギリスの文化の違いをテーマとして、
2人から3人のグループに分かれたプロジェクトワークに取り組み,
リサーチした結果をプレゼンしました。
 

 このワークでは,文化の違いを示すデータを収集するために
市街地に出かけて,現地の人に声をかけてアンケートをとります。
知らない人にアンケートのお願いをするのはとても緊張しましたが,
実際に街でアンケートをする前にキャンパス内で練習ができたので
少しは落ち着いて本番に臨むことができました。
それでも人に話しかけるときはドキドキしましたが
自分を信じてとにかくやってみようと思うことで一歩を踏み出せました。

 

ヨーク大学の授業全体を通して印象的だったのが
先生が生徒のことをたくさん褒めてくださったことです。
授業中や宿題のフィードバックなど
いつも明るい言葉をかけてくれるので
とてもモチベーションが上がりました。
また,明るい雰囲気の中で改善点を具体的に示してくださるので
自分の成長につなげやすいと感じました。

 

(2)Cultural visit

学校内で行われる授業だけではなく,校外学習も2回ありました。

ウィットビーの景色

 

一つ目の校外学習では街に出かけてヨークの歴史について学びました。

歴史を説明してくださったのは観光客を案内するプロの人です。
実際に歴史が動いた現場に自分が立って,
過去に起こった出来事を聞いていると
まるでその時代の光景が目に浮かんでくるようで
想像力をかきたてられて楽しく学ぶことができました。

 

二つ目の校外学習ではウィットビーという街に行きました。
事前にウィットビーについて予習できる学習の時間があり,
基礎知識を踏まえて街をめぐることができたので,
より一層興味を持って楽しむことができました。
ウィットビーで一番有名なマグパイカフェで
フィッシュアンドチップスを食べたことも思い出の一つです。
 

3.ホームステイ

(1)ホストファミリー

ホームステイ先の家

私を受け入れてくださったホストファミリーは
イギリス人のホストマザーと14歳の男の子でした。
 初めの二週間は,留学生は私だけが滞在していましたが
最後の一週間は別の大学から来た日本人留学生も加わりました。
 

(2)通学

家から学校まではバスを2本乗り継いで1時間弱かかりました。
バスの乗り換えのために歩く道の街並みもきれいだったので
通学時間も気にならず毎日歩くのがとても楽しかったです。
ちなみに、街中で見かけるバスのほとんどが二階建てバスだったので
日本ではあまりみかけない景色がとても新鮮に感じました。

 

(3)ホストファミリーとの交流

ホストファミリーとの交流できるよう
私が心がけていたことは
できるだけリビングで過ごすことです。
ホストマザーがクイズショーやドラマのTVをよく観ていたので
私も一緒に観て,感想を積極的に話しかけるようにしました。
 

初めてホストマザーに会ったときの印象を正直に言うと
「なんだか冷たそうだな」でした。
後から振り返るとその時はホストマザーも
まだ緊張していたのだと思います。
テレビを観たり,その日にあったことを話したり
一緒に過ごす時間の中で繰り返し交流を深めていくうちに
ホストマザーもいろいろな話をしてくれるようになりました。

通学路からの景色

 

4.驚いたこと・困ったこと

イギリスに着いてからまず初めにびっくりしたことは気温の低さです。
私たちは8月にイギリスに行ったのですが
日本と同じ夏とは思えないほど涼しかったです。
イギリスにいた間はずっと長袖で過ごしていました。
朝や太陽の出ない日は,涼しいを通り越して寒いほどで
長袖Tシャツを二枚重ねて着ることもありました。

 

困ったことはホストファミリーが話す英語のアクセントです。
日本に方言があるように,イギリス国内でも英語に訛りがあります。
ホストファミリーの会話はヨークシャー訛りのある英語だったので
例えば「bus(バス)」の発音が「boss(ボス)」に近い発音でした。
 

初めは何を言っているのか分からず
何度も聞き返したり言葉を推測していましたが
次第に訛りの特徴に慣れて
気が付くと聞き取れるようになっていました。

 

 

 

5.まとめ

今回の語学研修を通じて,挑戦することの大切さを学びました。
プログラムに参加すると決めたときには
正直「自分にできるのだろうか」という不安もありました。
実際に参加してからは,日本とはまるで異なる環境なので
毎日の体験や学びがすべて新鮮で,楽しいこともあれば驚きや戸惑いも経験しました。
特に,プログラムで取り組んだプロジェクトワークでの
「街に出かけて見知らぬ現地の方にアンケートをする」というミッションでは,
最初の一声を話しかけるのに,心臓の音が聞こえそうなほどそれはとても緊張しました。
 

しかし,挑戦したからこそ出会える経験があることも知りました。
今ではあの時、それぞれの場面で勇気をふりしぼって
一歩を踏み出してよかったなと思います。

今回の経験は私にとって一生の思い出になったと感じています。

 

街を囲むシティーウォールからの景色