1. 学業全般についてAcademics in general
75分の講義が週に2回あるのが通常で、月水・火木と一日おきに同じ授業がありました。予習復習や宿題は、平日であると時間に追われることになるので、できるだけ週末に済ませるようにしていました。特に教科書の予習は、ページ数がとても多く、その量に慣れるまでにはとても時間がかかりました。エッセイやプレゼンなどは最初は自分だけの力でやっていましたが、やはり文法ミスや誤字が気になることもあり、途中からはオフィスアワーの予約をして添削をしてもらったり、ルームメイトや友達に確認やアドバイスをしてもらうようになりました。人に頼ることも勇気がいりますが、先生も友人も快く引き受けてくれると思うので見てもらうことをおすすめします。上のそれぞれの授業の感想にも書きましたが、レポートや試験の数が日本とかなり違います。第1-2・3回までの試験は、授業により試験が行われる週が違うので、その週末に試験のある授業に集中して勉強できますが、ファイナルは全て同じ週の中で行われるので、前々から計画的に勉強をする必要があると強く感じました。
2. 生活全般についてLife in general
カリフォルニアは気候が良い地域で、その中でもフラトンは治安もよく過ごしやすい場所だと感じました。ロサンゼルスからは1時間ほど離れていますが、スーパーマーケットなど買い物ができる場所もそれなりにあり、生活に困ると感じたことはなかったです。オンキャンパス・オフキャンパスのどちらの寮を選んでも、大学まで歩いていくのが普通だと思いますが、大学の敷地が広く授業が行われる建物までたどり着くのは少し時間がかかります。そのためか、学内ではスケートボードやキックボードを使い移動している人が多くいました。図書館のほかに、Titan Student Union という学生会館や、Student Recreation Center という生徒が無料で利用できるジムがあり、空きコマや授業後はそういった建物によく行きました。特にジムでは、ほぼ毎日ヨガやスピン・ズンバなど様々なクラスが無料で行われていたので、参加して楽しんだりリフレッシュをしていました。
寮ではミールプランがなかったため、なるべく自炊をするようにしていました。近くのスーパーにはあまり日本食はありませんが、車で15分ほど行くとトーキョーセントラルという日本食マーケットがあるので、そこで大体何でも手に入れることができました。ラーメンや寿司など日本食レストランも多くあるので、日本食が恋しくなるということはありませんでした。
大学にはさまざまなクラブが存在しており、セメスターの初め2日間ほどそのクラブを見て回れる日が設けられています。私は日本文化のクラブに入ってから特に友達が増え、休日もどこかに誘ってもらえることが増えたので、どこか興味のあるところのミーティングやイベントに参加してみたりすることはとてもいいことだと思います。授業や寮よりも、人と仲良くなりやすい場だと感じました。
3. 感想/後輩へのアドバイス Other feedback and advice to prospective students in EPOK
私は4か月強、1セメスターのみの留学でしたが、その短期間でも本当に行ってよかったと思います。日本と全く違う環境での勉強や生活は新鮮であるとともに、日本と同じ点や違う点を身をもって実感することができ、自分を見つめなおすことができました。母国語ではない言語で現地の学生と同じように授業を受け、単位を取ることは決して簡単ではありませんが、それをやり切った時には自分に自信がつきます。
留学前にも聞いていましたが、英語の勉強はやりすぎるということはありません。やればやっておくだけ良いと思います。特にリスニングは、現地に行って最初は本当に聞き取れません。日本でもネイティブの方と話す機会を増やし、耳を鍛えておくとよいです。