かがやく先輩

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現地レポート

IAESTE海外インターンシップ Queens University Belfast-Pharmacy(イギリス) / 理学部 間瀬輝さん

1.留学したきっかけ

前年度IAESTEインターンシップに参加した先輩の話を聞いた。英語を学ぶだけでなく,その英語で自分の専門と近い分野に携われるというのに対し,おもしろそうだと感じた。給与が支給され,生活費にあてることができ,自己負担額を抑えられるというのも魅力に感じた。

2.滞在中について

〇研究について
 スーパーバイザーであるDr Wafa Al-Jamal氏はリポソームを体内での薬物輸送システムに利用する研究をしている。リン脂質が水性媒体中で自己集合し,球状の脂質二重膜構造を取ったものをリポソームと言う。この閉じた内側に親水性,脂質二重膜に疎水性の治療薬を持たせることができ,リポソームはその性質からガンの治療薬として利用される。Dr Wafa氏のプロジェクト目的はガン治療用ナノサイズリポソーム製剤を調製すること。研究過程では最終的なリポソームサイズに対する脂質組成,バッファー,エタノール,流量等パラメーターの影響を評価する。Dr. Wafaの研究室の学生に指導を受け,研究を手伝うことが主な業務。

〇生活について

 多くの課題も見つかったが,それでも北アイルランドで生活しインターンシップをするのは単純に楽しかった。現地のIAESTE NI(Northern Ireland)のスタッフが週末にイベントを行ってくれることがあり,研修生同士そこで知り合ってから,互いに声を掛け合って出かけることもあった。映画,ハイキング,ピザパーティー,エディンバラへの旅行等,私もそれに便乗させてもらった。他の研修生との英語レベルの差は大きく,英語を聞き取れないことも多いが,とりあえずはがんばって聞いてみるよう努力した。皆親切で,私のブロークンイングリッシュにも怖気づかず話しかけてくれるのがうれしかった。特に現地スタッフにはとても助けられた。現地で住む日本人を紹介してもらい話を聞けたのも,他の研修生と仲良くなれたのも彼女がきっかけを与えてくれたことが大きい。私はかなり臆病でなかなか他の人に話したり,イベントに参加したりするような性格ではないのだが,それでも楽しく過ごせたのは,わからない・知らない・話せないを許容してくれる雰囲気があったからだと思う。

観光で訪れた先で撮撮影した一枚

観光で訪れた先で撮撮影した一枚

3.後輩のみなさんへ

 不安に感じることもあると思うけれど,迷っているのならぜひ参加することをおすすめします。大変なことは実際に多いですが,それよりも得られるものの方がきっと多いはずです。

地元で有名なアイリッシュバーにて現地で知り合った友人と

地元で有名なアイリッシュバーにて現地で知り合った友人と