かがやく先輩

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現地レポート

岡山大学EPOK 南オレゴン大学(アメリカ) / 経済学部 井壷 大地さん

1,留学したきっかけ

僕が留学に初めて興味を持ったのは大学の入学式でした。そこで副専攻としてグローバル人材育成コースがあることを知り,それまで考えたこともなかった留学に非常に興味を持ちました。1回生の時にサマープログラムでオーストラリアへ短期留学しました。これが僕にとって初めての海外でした。それまで英語を受験科目としか考えていなかったのですが,英語でのコミュニケーションの楽しさを知りました。また同時に自分の気持ちを思うように伝えられない悔しさも経験しました。それを機に使える英語力の習得と現地で親しい友人を作りたいと思い,EPOK制度を利用した交換留学を目指してTOEFL iBTを本格的に勉強し始めました。

2,滞在先について

僕は,アメリカ・南オレゴン大学に約9カ月間留学しました。南オレゴン大学は,生徒数約5500人の比較的小さなリベラルアーツカレッジです。ほぼ全ての少人数授業で,専攻を2つもっている学生や専攻を変更する学生がいたのが印象的でした。キャンパスのあるアシュランドは,人口2万人ほどの小さな田舎町です。全米最大かつ最古の劇団であるシェイクスピア劇団が毎年8か月半11講演を行っているシェイクスピアフェスティバルが有名で,年間40万人もの人々が訪れています。また,キャンパスやその周辺には日常的に野生のシカやリスが見られました。アシュランドはとても過ごしやすい町でした。

3,滞在中の出来事について(履修している講義,課外活動等について)

僕は,計2ターム授業を受講しました。最初の春学期は,ミクロ経済学入門,ビジネスの授業,そして留学生用の英語の授業をとりました。最後の秋学期では,観光学,写真,音楽ビジネス,そしてライティングの授業をとりました。岡山大学との違いとして,少人数授業だったので,グループワークやプレゼンテーションなどのアウトプットに重きが置かれている印象を受けました。また,授業外ではISAという留学生サークルを通して様々なバックグラウンドを持つ友達ができました。滞在先は,寮→シェアハウス→ホームステイと移転し,アメリカの生活スタイルを経験できました。授業のなかった夏休み期間は約1か月かけてアメリカ国内とカナダを旅行し,アメリカならではの大自然とニューヨークなどの大都会も体感することができました。

4,後輩の皆さんへ

留学,特にEPOKなどの長期的な留学は,大学在学中だからできる貴重な経験だと思います。僕自身も留学を通して,英語力の向上だけでなく他国の文化や自国の文化を知ることができました。もし皆さんが少しでも留学に興味があれば,まずは留学相談室やグローバルパートナーズを訪れてみてはいかかでしょうか。留学についての情報を親切に教えてくれると思います。僕の留学体験が皆さんのお役に少しでも立てれば幸いです。

2017年12月

井壷大地さん
井壷大地さん
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