3,滞在中について
研修先では基本的な有機化学の実験を行いました。 岡山大学での学生実験レベルの内容でしたが,就業時間や生活様式は日本のそれと大きく違い,ありきたりですが文化の違いは大きいものだと思いました。 昼食や夕食は研修先の方や他国から同じくIAESTEでポーランドに来ている学生と共にし,互いの文化や趣味について話し合うなど充実した時を過ごすことができました。
休日は,陸続きである周辺国に旅行することができました。 チェコの荘厳な建築やマスコミの報道では知ることのできないウクライナの人々や文化,ドイツで世界トップレベルのベルリン・フィルハーモニーの演奏を聴けたことは一生の財産となりました。 このように自分で自由に行動することができるのはIAESTEの特徴です。
4,みなさんに伝えたいこと(後輩へのアドバイス)
EPOK等を利用した留学でも同じことが言えると思いますが,1つは渡航前から英語の勉強を熱心に取り組んでおくこと。 ネイティブスピーカーは言うまでもないですが,ヨーロッパの人々は英語をかなり流暢に話します。 岡山ではGコースの授業や一般の上級英語のクラスをはじめ,EPOKのバディ制度やシェアハウスなど海外の学生と交流できる機会がたくさんあります,利用しない手はありません。 4技能全ての英語力を高めましょう。
2つ目は積極性を常にもつこと。留学やインターンシップは長いように見えても時間は一瞬で過ぎていきます。 クラスメイトと話したり友達をつくること,色々な都市や街に旅行するといったことは受け身でいてはできません。 海外経験をどれくらい充実させられるかは自分自身がどれだけ行動を起こせるかにかかっています。 失敗や間違いを恐れないで様々な物事に挑戦していってほしいです。 日本に帰ってから,成長した自分を実感することができるでしょう。
2019年2月